この東京オリンピックから新たに採用された新競技のスケートボード・パークで、日本代表として出場した岡本碧優選手はまだ15歳の少女ですが、国際大会6連勝中の世界ランク1位で、金メダルにもっとも近いガールズスケーターと言われていました。
オリンピックでは女子で世界初めて成功した大技など、次から次に大技を決めていき、さすが世界ランク1位という別格の滑りだったのですが、最後の大技が着地できずに結果は4位でした。
でも、間違いなく見ていた人の記憶に残る素晴らしい滑りでした!
ところで、『碧優』この名前は読めましたか?初めて見た時は、なんて読むのかわからないですよね!
では今回は、岡本碧優選手の名前の読み方や、岡本碧優選手は何がすごいのか?岡本碧優選手について知りたい!ということで、スケートボード・パーク女子の世界ランク1位岡本碧優選手について見ていきたいと思います!
岡本碧優選手の読み方は?
名前を『碧優』と書いてなんと読むのでしょうか?
『碧』は音読みで『ヘキ』、訓読みで『みどり、あお』と読みます。
『優』は音読みで『ユウ』、訓読みで『やさしい、すぐれる』と読みます。
そして合わせると、『碧優』は『みすぐ』と読むそうです!
碧には『青く美しい石』という意味があります。ただ緑がかった青をしているというだけでなく、同時に美しい印象を与えるものを指しているのです。
美しい色のイメージから、純粋な様子や、偉大なさま、強い意志といった『目に見えないきれいなもの』も表現している文字といえます。
引用:@DIMEアットダイム
『碧』はきれいな色を表すだけでなく、美しい印象を与えることもできるため、現在名付けでも男女ともに人気の漢字です!
そして『優』という字は、まさに才能が『優れている』ことや、人に対しての『優しさ』など、とても良い意味を持っている感じなので、昔から名付けでは人気の漢字ですね!

ご両親がどのような思いを込めて、この名前を付けたかは、実際に聞いてみなければ本当のところはわかりませんが、この漢字の意味を知るだけで、ご両親が岡本碧優選手の名前に込めた思いを何となく感じることが出来ますね!とても素敵な名前ですね♪
私は、岡本碧優選手はご両親が名付けたこの名前の通りに成長されたような気がしました!

初めて見て、この名前が読める人はなかなかいないと思いますが、一度聞いたら忘れない素敵な名前ですね♪
岡本碧優選手のプロフィールは?
☆本名:岡本碧優(おかもとみすぐ)
☆生年月日:2006年6月22日
☆年齢:15歳(東京オリンピックの時点で)
☆身長・体重:148cm・40kg
☆血液型:B型
☆所属:MKグループ
☆趣味:読書
☆好きな食べ物:肉
☆座右の銘:挑戦

座右の銘が『挑戦』なんてカッコいいですね!!今まで、数々の難しい大技に何度も挑戦してきたからこそ、今の世界ランク1位というところまで来たんですよね!オリンピックでも、最後無難な技で終われば、メダルは確実だったのに、大技を決めるために最後まで挑戦という姿勢を崩さなかった岡本選手!15歳でこの言葉を有言実行しているところが、カッコよくて、ますますファンになってしまいます!
☆出身地:愛知県高浜市
☆居住地:岐阜県岐阜市
もっとスケートボードに専念するため小学校6年の卒業間近な時に転校し、男子日本トップレベルの笹岡建介の岐阜市内の実家に下宿しながら、トリックを磨き続けたそうです。

岡本碧優選手の出身地は愛知県高浜市ですが、12歳で親元を離れ、1人でスケートボードに打ち込むというのは、なかなか出来ることではありません。揺るぎない目標や強い決意を持っている岡本碧優選手だからこそ出来たことだと思います!
岡本碧優選手のすごいところ!
岡本碧優選手はどんなところがすごいのでしょうか?強さの秘密に迫っていきたいと思います。
世界で数人しかできない大技(540)を持っている!
この大技を習得するために、小学校6年の冬に親元を離れて転校し、男子日本トップレベルの笹岡建介の岐阜市内の実家に下宿しながら、日々練習に打ち込んだと言われています。
そして、この念願の大技が初めて出来たときには、嬉しくて思わず泣いてしまったという逸話もあります!
そのくらい、この大技は岡本碧優選手を代表する技になっています!

こちらの映像は、岡本碧優選手がコンテストで初めて540を披露したX Gamesのミネアポリスの映像です。
この時、おそらく13歳なんですが、本当に堂々としたパフォーマンスですね!
国際大会6連勝中の現在世界ランク1位!
そして、この大技を武器に、『日本オープン・パーク選手権』優勝!それから出場した国際大会すべてで優勝という輝かしい成績を残し、現在世界ランク1位にランキングされています。
わずか4年で世界女王にまで登りつめたすごい選手なんです!
・『DEW TOUR』優勝
・『 Road To X GAMES』優勝
・『ISO of Park Skateboarding Nanjing2019』優勝
・『X GAMES Minneapolis』優勝
・『Park World Championship』優勝
・ブルボンPresents 日本オープン JSF Park Style Contest 優勝
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わずか4年で世界女王になってしまうなんて、まさにスケートボードをやるために生まれてきたような才能に溢れる選手ですね!そして、日々の練習での努力も惜しまない!強さの秘訣はそういうところにあるのではないでしょうか。
岡本碧優選手はさらに進化している!
世界女王になってからも、技を磨き続け、最近ではキックフリップインディー(空中でスケートボードを縦に一回転させて、それを後ろ側の手でお腹側から掴むトリック)難しいトリックも組み入れたり、難易度を上げてきています。

こちらの映像には、キックフリップインディーという新技も収録されています!オリンピックの決勝の舞台で岡本碧優選手が最後にどうしても決めたかった大技です!
岡本碧優選手がどこまで進化を続けるのか、15歳の可能性は未知数ですね!これからの活躍が本当に楽しみです♪
岡本碧優選手の東京オリンピックの結果
岡本碧優選手は予選から540を3本決め、最後キックフリップインディーという新技も決め、予選ダントツトップの成績で、決勝進出を決めました!
#スケートボード 女子パーク予選結果
決勝も楽しみ!!! #Tokyo2020#オリンピック pic.twitter.com/91562kZOsw— Belette (@Balette51k) August 4, 2021

予選から540を3本も決めて、高さもスピードもあって、最後に新技まで披露して、とても見ごたえのある滑りでした!
そして、決勝では、女子では世界でまだ数人しか出来ない540(ファイブフォーティ)という大技に、空中でボードを横回転するというバリアルという技を組み合わせた540バリアルというさらなる大技を何度も成功しました!女子では世界で初めての成功です!

女子では世界で初めてこの大技を成功したのが、この東京オリンピックという舞台で、岡本碧優選手というのがシビレますね!
しかし、予選では決められたキックフリップインディーという大技がなかなか決められず、得点を伸ばすことができません!4位で迎えた最終滑走、最終ランの様子がこちらです!
【速報動画】#スケートボード 女子パーク 決勝#岡本碧優 の3回目の滑り
ナイストライでした!NHK総合テレビで放送中! PC💻スマホ📱でも中継をご覧いただけます☟
https://t.co/JBMm7AaK5S#nhk2020#Tokyo2020#東京オリンピック pic.twitter.com/Xat2PhZwHM— NHKスポーツ (@nhk_sports) August 4, 2021
最終ランで540バリアルを含め540を2回も決め、他にも難易度の高い技を次々と決め、最後無難な技でまとめていたら、確実にメダルが取れるという場面でも、岡本選手は決勝で一度も決められていないキックフリップインディーという大技に最後挑みました!
惜しくも着地を決めることが出来ず、泣き崩れていました。
最終結果は4位となりましたが、最後まで攻め続けるという姿勢を貫いた岡本碧優選手を称え、国境を超え、一緒に決勝という舞台を闘い抜いたライバルたちが、駆け寄り、抱擁し、担ぎ上げて、その勇気を称えている姿に感動した人も多いのではないでしょうか!

メダルがかかった最後の滑りで、守りに入るのではなく、最後まで自分の出来る最高の滑りをするのだという岡本選手の強い攻めの姿勢に感動しました!結果は4位ですが、記録よりも誰もの記憶に残る滑りだったと思います!
それを称えるライバルたちの姿!お互いをリスペクトする姿にも感動しました!スケートボードという競技は、敵はライバル選手ではなく、自分自身なのだということを改めて感じさせてくれる瞬間でした!
そして、試合直後の岡本選手のインタビューはこちらです!
【速報動画】#スケートボード 女子パーク 決勝
「乗りに行ったけど乗れなかった」果敢にチャレンジしましたが惜しくもメダルには届かず#岡本碧優 選手 悔し涙で答えてくれましたNHK総合テレビで放送中! PC💻スマホ📱でも中継をご覧いただけます☟
https://t.co/JBMm7AaK5S#nhk2020#Tokyo2020 pic.twitter.com/mkUTeqcSVG— NHKスポーツ (@nhk_sports) August 4, 2021

悔しくて涙がなかなか止まらない岡本碧優選手!
他のインタビューでも、金メダルよりも自分の滑りがしたかったと話していました!この涙はメダルを取れなかった悔しさではなく、最後自分の滑りが出来なかった悔しさなのですね!
この悔しさは必ず岡本碧優選手をさらに強くしていってくれると思います!
オリンピックが終わり、落ち着いてから答えたインタビューでも、あの時、自分のベストを尽くそうとトリックを変える選択をしなかったことは間違いではなかったと話されていました!

自分自身が後悔しないように、全力を尽くしたからこそ、見ている人たちに感動を与え、自分自身も後悔なく、次の目標に向かっていけるんですね!全力を尽くすことの大切さを15歳の少女から学びました!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は『岡本碧優』選手の名前の読み方や強さの秘密について迫ってみました!
名前は『みすぐ』と読みます!
岡本碧優選手の強さの秘訣は、どんな状況でも『挑戦』を続けていく姿勢ではないでしょうか?
岡本碧優選手の座右の銘でもある『挑戦』という姿勢を、東京オリンピックという大舞台でも強く感じる滑りでした!
この東京オリンピックで感じた悔しさは必ず岡本碧優選手をさらに強くしていってくれるはずです!

さらに進化していく岡本碧優選手がこれからどんな闘いを見せてくれるのか楽しみですね!皆さんでこれからも応援していきましょう♪
最後までお読み頂きありがとうございました!