ついに箱根駅伝が始まりました。
外国人留学生もエントリーしているのですが、圧倒的な強さゆえに「それはズルい」、「卑怯だ」という意見が毎年のように挙がっていますね。
外国人留学生を使うのはなぜズルいと言われるのか、何人まで出ていいのか、ルールについて、またこれまで結果を出してきた歴代の外国人留学生についても解説していきます。
どうぞ、最後までご覧ください!
箱根駅伝外国人留学生を使うのは卑怯でずるい?世間の声まとめ
箱根駅伝で出場する外国人留学生に関する世間の声を見ていきましょう!
— サブローくん (@bsponta_16) January 2, 2023
なんか大学生の大会に海外から駅伝のためだけに呼び寄せた留学生が沢山走ってるの見ると何のための駅伝なんだかって思うわ。
他の競技もそうかんかもしれんが、プロスポーツならともかく学生の大会でやるのは学校が賞をとりたいだけだろ。本来の学生おいてけぼりくらってない?#箱根駅伝— やる気ゼロマン (@yarukizeroman1) January 3, 2023
箱根駅伝、留学生出て差が開くし、もう面白くない。
— テク山 (@6VFhd2jmwByQNiz) January 3, 2023
圧倒的な力で箱根駅伝を蹂躙している外国人留学生の参加には否定的な意見も少なくないようですね。
日本の大会に日本の大学が出るのですからそういう声は昔からありました。
箱根駅伝に限った話ではありませんが、自国の大会で外国人ばかり活躍したり勝ち進んでいるのを見るとずるいという意見がどうしても出てきます。
特に黒人選手は身体能力的にかなり秀でているので、日本人が外国人留学生に勝つのは確かに難しいことです。
箱根駅伝外国人留学生を使うのは卑怯でずるいと言われる理由
箱根駅伝
アフリカ系ランナー
秋の予選会では、
21、22年と2年連続で、
個人成績の1~7位を独占留学生???
もうぶちゃっけ
「うちの大学は日本人だけでは
勝てませ〜んので助っ人に
走ってもらいますう」
って
言えばいいやん— 🇹🇼🇨🇷🐯湯太郎🐯🇨🇷🇹🇼 (@yutarou_2) January 3, 2023
上位を占める選手たちの中にはいつだって外国人留学生がいます。
それも1人や2人ではなかったりするので、不満が出てくるわけです。
日本の大学なのに。。。そんな声は陰ではなく表でも言われています。
それでは、箱根駅伝で外国人留学生を使うのはなぜ卑怯で、ずるいと言われてしまうのか、その理由について見ていきましょう!
卑怯でずるいと言われる理由①:外国人留学生が強すぎるから!
外国人留学生の力は、日本人の大半を大幅に上回っていることからずるいという声は今回も上がっています。
例えば、4区を走った東京国際大4年生のケニア人留学生イェゴン・ヴィンセント選手ですが、今大会でなんと8人抜きを記録しました。
これは20年の最強ランナー吉田祐也選手(青学大)の記録を塗り替える新記録です。
たった1人で大幅に順位を変えてしまう力があるわけです。
#箱根駅伝 4区#東京国際大学 #イェゴン・ヴィンセント が区間新記録。これで2、3、4区の異なる3区間で新記録樹立した。(撮影・藤井みさ)
ヴィンセント、鈴木芽吹の復調は? 箱根駅伝を前に「監督トークバトル」で探り合いhttps://t.co/E9Z7xyhFX9 pic.twitter.com/i6TNfnHFxj
— 4years. (@4years_media) January 2, 2023
歴代の外国人留学生の中でも間違いなく最強クラスだと言われています。
おそらく世界に名前が轟く日もそう遠くはないでしょう。
ここまでハッキリ強い外国人留学生も珍しいですが、これだけ目立つと様々な声が挙がってきます。
卑怯でずるいと言われる理由②:日本人選手だけのチームが可哀想!
私はどうしても外国人を入れてる学校より日本人だけで頑張ってる学校をより応援してしまう #箱根駅伝
— 麻衣香 (@m_myk) January 2, 2023
中には外国人留学生を使わず日本人のみで参加するチームもあります。
たまたまそうなったのか、意図してそうなっているかは分かりませんがどうしてもそれはハンデとなりますよね。
1人外国人留学生を入れるだけで順位は相当変わってくるのは周知の事実です。
そんなのズルい、卑怯ということになってくるわけです。
ですから日本人のみのチームを応援する、という人も中にはいます。
箱根駅伝の外国人留学生採用のルールは?何人まで?
#箱根駅伝 近未来の予想。留学生はエントリー2名まで出場は1名のみのルールがあるが、留学生ではなくアフリカ系日本人を多数擁立したチームが異次元の記録を打ち立てるだろう。ネイティブ日本人だけでは絶対に破れないレベルの。これが現実になった時にどうやって規制するのか、そのまま容認するのか?
— 501BTC (@501Btc) January 2, 2023
箱根駅伝では、外国人選手はエントリーは2人、参加は1人までというルールになっています。
サッカーなどもそうですが、外国人枠が存在しないと日本人がいなくなってしまうので枠を設けて制限しています。
たった1枠ですから、外国人留学生からしても厳しい争いなのです。
箱根駅伝の予選会出場校やシード校についてはこちらが参考になりました!
箱根駅伝の外国人留学生の歴代まとめ
それでは、歴代の外国人留学生が出してきた記録の一部を見てみましょう。
これはほんの1例です。
年 | 外国人留学生 | 大学 | 担当区間 | 区間記録 | 備考 |
2023年 | イェゴン・ヴィンセント | 東京国際大 | 4区 | 60分00秒 | 8人抜き 区間新記録 |
1989年 | ジョセフ・オツオリ | 山梨学院大 | 2区 | 68分23秒 | 7人抜き 区間賞 |
1993年 | ステファン・マヤカ | 山梨学院大 | 8区 | 57分48秒 | 区間賞 |
2009年 | ギタウ・ダニエル | 日本大学 | 2区 | 67分04秒 | 20人抜き 区間2位 |
2009年 | メクボ・ジョブ・モグス | 山梨学院大 | 2区 | 66分04秒 | 3人抜き 区間新記録 |
2020年 | ジョセフ・ラジニ | 拓殖大学 | 2区 | 66分18秒 | 7人抜き |
何人も追い抜く選手が出てきているのが分かりますね。
なかでも拓殖大学のギタウ・ダニエル選手は驚異の20人抜きを達成していることで有名です。
箱根駅伝という選りすぐりの長距離ランナーが集まる大会で、20人を抜くというのは通常考えられません。
この表から見ても分かるように、外国人留学生は一気に順位を押し上げる反則的な走力を持っていますね。
まとめ
いかがでしたか?
箱根駅伝に外国人留学生を出すのはズルい、卑怯だと言う人の理由、外国人枠のルール、歴代外国人留学生の記録について理解して頂けましたか?
外国人留学生を使うのはズルいとか卑怯だという意見はありますが、そこから学んだり負けじと奮起する姿に期待したいですね。
外国人枠は出場は1人ですから、日本人選手にも活躍のチャンスはしっかりあります。
今後の箱根駅伝にも注目です!
最後までお読み頂きありがとうございました♪